宇都井駅生誕祭【動画あり】
更新日: 2019.09.01
8月31日は1975年に国鉄三江線が全線開業した記念日。同時に営業開始した宇都井駅の「誕生日」でもあります。江の川鐵道では2018年に続いて、この日、駅の生誕祭を開きました!
快晴の駅下に地元と各地からの参加者の皆さまが続々とやってきました。生誕祭午前の部は116段の階段を使った恒例の流しそうめん。そうめんを流す樋(とい)作りから始めます。
切り出した竹を運んできました。竹は水墨画などのイメージで細いと思っていましたが、実際は結構な太さです。
まずは地元の方が切断。次に2つに割って、節を取り除きました。
そうめんを踊り場部分でうまくUターンさせるための部材も用意しました。
みんなで取り付けたら、作業完了です!
気付いたら多くの方々が集まっていました。
掛け声とともにスタートです!
流れてくるそうめんをキャッチしてつるつる。夏の味を満喫しました。
お腹がいっぱいになった後は初めて企画したトンネルウォークです。
今回のコースは地元の邑南町が取得した、トロッコを走らさない方の「宇都井トンネル」。気分は川口浩探検隊です(担当者の世代がバレますね…)
当たり前と言えば当たり前ですが、道路と違って鉄道のトンネルは基本的に明かりがないので真っ暗。ひんやりとした風と相まって、いまが真夏の昼間であることを忘れてしまいそうになります。
下の写真の右側、列車が来た時に作業員さんが避けられるように凹みがあるんです。特に列車がスピードを出す区間だったので、こうやって歩いて発見できました。
15分ほど歩いて駅とは反対側の出口へ。
実はトンネルの銘板に「おや?」という部分があるのですが、それは次に参加されたときのお楽しみにしましょう。
帰りは誕生日を祝う提灯行列。足元が暗い中で火気を使うのはなぁ…と思っていたら、最近はLEDで照らすタイプのものがあるんですね。途中で色を変えながらワイワイと歩きました。
宇都井駅側の出口に近付いたところで「Happy birthday to you」を合唱。トンネルの中は声がよく響き、皆さん普段以上の美声となりました。
最後は駅下で餅まきならぬ、お菓子まき。アタリの袋にはA級グルメの洋菓子が入っており、皆さん童心に戻ってつかんでおられました。
朝から午後3時すぎまで楽しい会になりました。ご参加いただき、ありがとうございました!
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