口羽駅公園

いわみんいわみん

旧口羽駅は1963年6月30日、国鉄が三次(広島県三次市)~江津(島根県江津市)で建設を進めていた三江線の駅として開業。三江南線の終点となりました。三江線は1975年8月31日、口羽と三江北線の終点浜原がつながり、全線開業を果たしました。しかし、過疎化の中で利用者数が伸び悩むなどし、18年3月31日、惜しまれながら最終運行を終え、全線廃止と伴に旧口羽駅も営業を終えました。

その後地元の邑南町が19年7月1日、廃止後の地域振興と環境保全を目的にJR西日本から無償譲渡を受け、21年4月1日「邑南町三江線鉄道公園・口羽駅公園」として整備し、一般開放しました。

全線開業を記念し、駅前には碑が、近くの口羽大橋のたもとには動輪のモニュメントがあります。

 

ホームや線路はトンネルやポイント部分など以外いつでも無料で入れます

ただしトロッコ運行日は一部区間で線路の立ち入りを制限します

 

(全線開業日の口羽駅。地元総出で祝いました。撮影・三上茂)

 

(口羽では当駅止まりの便があったほか、列車の行き違いもありました)

 

(最終運行日には多くの方が見送りに来られました)

 

住所・島根県邑南町下口羽1300

交通・備北交通バス作木線「口羽大橋」おおなんバス各線「口羽駅」下車すぐ