もっと安定!もっと力強く!動力車が2両に増えました
更新日: 2021.09.17
NPO法人江の川鐵道はこの夏、2月の県境越えトロッコで新たに導入した客車(写真左から2両目・通称チサハフ)にモーターなどの動力を取り付けました。以前からの車両(写真先頭・通称チモハ)に加えて、動力車が2両に倍増。10月23日から予定する秋トロッコに向けて、2つの動力を1つの運転台からコントロールする「総括制御」の導入を進めていきます。
動力車が2両になったことで従来からのチモハが不調な場合でもトロッコを動かせるようになりました。また、総括制御ができるようになれば、車両がより重くても動かせるようになり、新たな客車をつなぐなど1編成あたりの輸送力アップへ道が開けます。メーカーさん、メンテナンス業者さんとも今まで以上に連携し、車両故障を減らすようにし、安定した運行を目指します。
(チサハフ=現在は通称チモハに変更=は前後方の窓が3分割されている点がポイント。座席もちょっとグレードアップしています)