総務相に活動紹介させていただきました

更新日: 2022.06.20

NPO法人江の川鐵道は6月18日、島根県邑南町を視察した金子泰之総務相に、JR三江線の廃線跡を生かした活動を紹介させていただきました。

江の川鐵道のメンバーがこの日、町役場で町内の他団体で汗を流す地域おこし協力隊員とともに総務相に面会。
「過疎と高齢化が進む地域で新たに事業を起こすのは大変だが、江の川鐵道は三江線廃線の時の悔しい思いを共有する仲間が関係人口となって、トロッコを走らせ、一緒に楽しみながら運営している。都市部の人が活動にやりがいを感じている」と説明しました。
その上で「鉄道ファンとしてはローカル線の赤字が、都市部の人々が地方の活動に関わりやすいように、赤字のローカル線を活用して地域に通う時の関係人口割引といった制度を思い切って国で考えてほしい」とお願いさせていただきました。

総務相からは「関係人口の先駆的な取り組みとして頑張っておられる」と激励を受け、参加者全体の発言を受けて「できることできないことはあるが、意見を持ち帰り、総務行政の中で反映させたい」との回答をいただきました。

総務相の視察は、地域活性化策を探るため地方を回る車座対話の一環。今回はお話だけになりましたが、次回はトロッコへのご乗車もお待ちしています！