うづい通信部感謝祭【動画あり】
更新日: 2019.03.11
2019年3月9日(土)と10日(日)にうづい通信部感謝祭が開催されました。
うづい通信部は2017年9月に運営がスタートしました。
宿泊・休憩・交流の場として地元住民の方はもちろん、全国から宇都井に来られた方に利用していただきました。
また、江の川鐵道の活動拠点として役割を果たしてきました。
以前よりも増して重要性が高まったうづい通信部ですが3月末に現在の建物を持ち主の方に返却することになり、一旦閉鎖することになりました。
そして4月から新たなうづい通信部を造ってゆきます。
感謝と希望に満ちあふれた新たな出発
こんな想いをテーマに開催された感謝祭のようすです。
1.レールこたつ
▲昨年春にうづい通信部敷地内に敷設されていた線路を活用したレールこたつ
昨年のゴールデンウィークに登場した❝レールカフェ116❞のこたつバージョンです。
ヒーターの電源は入っていませんでしたがバカバカしさに心が温まっておられました。
2.飲食コーナー
▲玉櫻酒造様のブース
▲純米・五百万石と純米・とろとろにごり
「日本酒にフルーティーな要素は要らない、それはご飯の中に苺があるようなもの」
❝日本酒のうんちくを語らせたら右に出る者はいない❞と言われるほど日本酒が大好きな玉櫻酒造の蔵人さんです。
昼間酒を楽しんでおられました。
山里に銘酒ありです。
▲青空の元、江の川鐵道新聞2号を見ながら麻婆丼を召しあがっておられました
3.三江線ミニトレイン
▲キハ120系を忠実に再現した三江線ミニトレイン
昨年8月に三江線えき縁日まつりを企画・開催した鹿賀駅活用プロジェクトによる三江線ミニトレインの試乗会がありました。
先頭の動力車にはバッテリーとモーターが搭載されていますので実際に動くことができます。
▲複雑な線形・地形のなか走る三江線ミニトレイン
▲乗務員を含め大人4人でも走ります
▲うづい通信部が大きなビルディングに見えます
▲「ここは鹿賀、終点です。皆様お降りください。」
ミニトレインは鹿賀駅(仮)到着後、回送となりバックで起点の宇都井駅(仮)へ戻り再び乗客を乗せるという運行形態となりました。
勾配やカーブが多い複雑な線形ということもあり、脱線を繰り返しながらもみなさん喜んで乗車しておられました。
「なぜ脱線するのか?どのようにしたら脱線しないのか?」
意外にそんなテーマになったりした今回の三江線ミニトレイン試乗会でした。
4.短編映画の上映
▲三江線が走っていた頃を思い出しながらスクリーンに見入っておられました
片桐美奈子監督による15分間の短編ドキュメンタリー映画の上映がありました。
三江線の営業終了間近の宇都井駅に集まる人々を追った映画です。
5.三江線の写真紹介トーク
▲山岡さんによる写真紹介トーク
▲すやさんによる写真紹介トーク
写真家・すやさんと山岡さんによる三江線写真紹介トークがありました。
山の緑・桜・江の川など三江線沿線にある美しいものが最大限写っている。
そして三江線が同時に美しい鉄道路線として引き立つ。
三江線をテーマにした写真であっても三江線がメインでもなく借景にもなっていないという絶妙なバランス。
そんな素晴らしい写真の紹介トークでした。
自然の素材と鉄道が見事に調和した写真を撮られておられます。
江の川鐵道が今後運行する予定のトロッコもぜひ撮影していただきたいです。
5.うづい通信部思い出の写真展
▲みなさまから提供していただいた写真を展示しました
このようにプリントされた写真を壁一面に張り付けてみると今までの思い出が手に取るようにこみ上げてきます。
とても感慨深い思い出の写真展となりました。
▲写真をフォトブックに収めてゆきました
提供していただいた写真はフォトブックに収めました。
新しいうづい通信部や江の川鐵道のイベントに展示する予定です。
思い出はいつまでも形になって残り続けます。
6.タイ古式マッサージ
▲駅舎が見える特等室でのマッサージは最高の贅沢でした
ツボを押さえるだけでなく、腰や手足をねじることでコリを効果的に解消してゆくタイ古式マッサージでした。
駅舎が見える2階の特等室、この部屋はうづい通信部の❝スイートルーム❞だったのです。
7.夜の宴(9日のみ)
▲「かんぱーい」夜の宴がスタートしました
▲玉櫻酒造コーナーに群がる呑兵衛の人々
▲広島大学の萩森さんによる卒業論文の発表がありました
宇都井に関ってこられた広島大学学生の萩森さんから今までの活動についての卒業論文の発表がありました。
今年、松江に就職する予定とのこと。
引き続き宇都井に関っていただきたいと思います。
▲最後は自治会長の三上さんの一本締めでした
8.さいごに
繰り返しになりますがうづい通信部は閉鎖ではなく、移転に伴う一時的な閉鎖です。
移転先はまだ交渉中ですが感謝祭の最中に候補地の見学をしました。
新たなうづい通信部は多くの人に関っていただきながらつくってゆきたいと考えています。
そして❝楽しい仕掛け❞を今後も提供してまいります。
今後もうづい通信部そして江の川鐵道をどうぞよろしくお願いいたします。
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