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【3/16-3/31】三江線宇都井駅&作木口駅発 春のトロッコ運行予約開始!!

更新日: 2024.02.13

NPO法人江の川鐵道は3月トロッコを走らせます!

旧JR三江線で江の川をまたぐ鉄橋のうち、
「宇都井駅、作木口駅」にトロッコを走らせます!!

※宇都井駅は16〜17日、23〜24日。作木口駅は30〜31日。

 

・宇都井運行雑感

 

・作木口運行雑感

もっとゆっくり!邑南に泊まろう!!

 

口羽・宇都井両駅のある島根県邑南町羽須美地区には古民家を使った素敵なゲストハウスが3軒あります。いずれもここ2,3年にリノベーションした新しい部屋で、こだわりの内装です。都市部のゲストハウスによくあるドミトリー(相部屋)ではなく、個室や1棟貸しなので、ほかのグループに気兼ねすることなく泊まれます。山里をオレンジに照らす夕暮れ、満天の星空、朝を告げる鳥のさえずり…昼のトロッコ乗車だけでは体験できない「三江線ライフ」を存分にお楽しみください!!

ご予約は直接各施設へお願いします。

もっと歴史!邑南「もう1つのトロッコ」!!

邑南町内に三江線以外のトロッコがあることをご存知でしょうか。口羽・宇都井両駅公園からクルマで35分ほど離れた国史跡・久喜銀山遺跡です。

16世紀に毛利氏が開発したとされ、主に銀と鉛を産出。毛利氏の強さの源になったという説もあります。江戸時代は石見銀山遺跡(大田市)とともに幕府の直轄地・天領に。18世紀初頭に一度操業を停止しましたが、明治時代になって津和野の「銅山王」堀家が経営してから再びにぎわいを取り戻しました。水害に見舞われたことを受け、1909年に再び操業を停止しました。戦後、大阪の業者が採掘再開を目指して調査したそうですが、うまくいかなかったそうです。

鉱脈に沿って溝状に掘った「露頭掘り」、手彫りの坑道、機械掘りの坑道といった時代ごとの採掘跡をたどれるほか、鉱石を加熱する焼竈跡、製錬炉跡のほか、鉱石を乾燥、焙焼、精錬する近代の遺構も残っています。

そして坑道の1つ「水抜き間歩」の入口にトロッコがあるのです!

地元有志でつくる保全委員会が2011年、久喜銀山についての理解を深めてもらおうと採掘当時のトロッコを復元。戦後の調査に関わった方の記憶を基に、地元の松や杉の廃材で作りました。いまもトロッコはあり、数mほどですが、動かすこともできます。中国山地の歴史に思いをはせてみませんか。(写真は2011年11月撮影)

もっと天空の駅!!ホームを有料開放

地上20mにホームがある天空の駅宇都井。普段は入れないホームをトロッコ運行日に限り11:00~16:00に有料開放します。大人200円、未就学児無料。見送りや撮影などトロッコにご乗車にならない方も入れます。グッズの販売もするほか、ホームにはいす、テーブルも並べます。ほのかに色づく山々、宇都井川のせせらぎ、そして風の音で感じるスローな秋を楽しみませんか。

 

トロッコの概要

・宇都井駅運行 

日にち 3/16-17,23-24,30

出発地 邑南町三江線鉄道公園宇都井駅公園
旧JR三江線宇都井駅・島根県邑南町宇都井1044
※駐車場は宇都井駅正面にございます。

・作木口駅運行

日にち 3/30〜31

出発地 邑南町三江線鉄道公園作木口駅公園
旧JR三江線作木口駅・島根県邑智郡邑南町上田
※駐車場は作木口駅正面にございます。

 

料 金 大人1300円・小学生600円・座席の必要ない未就学児無料

定 員 10人
大人1人につき未就学児2人まで一緒にご乗車いただけます
座席数は未就学児2人で1席とします

各運行日の宇都井発車時刻

11:00 11:40 12:20 14:00 14:40 15:20

※3月16日のみ午前運休

ご注意いただきたいこと

※伊賀和志駅、口羽駅までトロッコは走りません。
※邑南町との取り決めで、風速15mを超える場合は県境の鉄橋を渡ることができません
※3両編成化に伴い係員のいない車両もあります。より安全に楽しくお過ごしいただくため、乗車前、乗車中の諸注意をお守りいただきますようお願いします
※宇都井駅にはエレベーターがないため、ご乗車には116段の階段を登っていただきます。
※日祝日は宇都井へ行くバスはありません。公共交通でお越しになる場合、三江線代替バスの本数が限られることなど、事前に当地域の交通事情をご承知置き願います。なお、安全面や人繰りの問題があるため緊急時を除いて業務車や運行スタッフのマイカーでの送迎はしておりません