第2回江の川鐵道ファンミーティング広島
更新日: 2019.07.08
2019年7月7日(日)に第2回江の川鐵道ファンミーティング広島を谷口屋書籍雑貨店で開催しました。
イベントをレポートします。
今回司会進行を務められたのは安芸矢口企画の代表の小野さんです。
安芸矢口企画とは芸備線などのローカル鉄道路線と書籍文化を応援するサークル(社交場)のことです。
そして安芸矢口企画は今回会場となった谷口屋書籍雑貨店を拠点に活動しています。
まずは当法人代表理事の日高によるスピーチからファンミーティングがスタートしました。
▲スピーチをする当法人代表理事の日高
来場者の方への挨拶を兼ねて江の川鐵道について紹介しました。
何と会に参加できなかった方から祝電が届きました。
そして小野さんにより読まれました。
会場の皆さんはもちろん、我々一同感激しました。
ありがとうございます。
続いてはかわもと暮らし情報センターの有田恭二さんです。
▲有田恭二さん
かわもと暮らし情報センターは川本町への移住・定住についての総合相談窓口で旧石見川本駅前にあります。
有田さんは旧川本駅で川本町を訪れる観光客を出迎えておられました。
そして三江線がなくなった今も旧石見川本駅を訪れる方が多く、有田さんは声をかけてお話されているそうです。
▲廃線後に新聞の自動販売機が設置され、開業日と営業終了日が掲げられた旧石見川本駅
旧石見川本駅は川本町が取得していて駅コンサートやレールバイク乗車体験などイベントに活用されています。
しかしイベント以外の恒常的な活用策が打ち出せていないのが現状、そしてしっかりとしたプロジェクトがない状態で単発的にイベントを行っていくだけではイベント自体の内容の希薄になるのではと気にされていました。
駅の活用策は川本町の職員だけで議論するのではなく、広く住民の声にも耳を傾けて欲しいとの考えを持たれていました。
当法人事務局の吉田と森田によるスピーチです。
▲当法人事務局の吉田と森田
資料を配布し、地元の住民説明会のようなスピーチが始まりました。
今回の話のポイントは以下の2点です。
1.邑南町の鉄道公園構想は旧口羽と宇都井駅周辺のみ。旧江平と作木口周辺はすでに邑南町が取得済みですが道路の改良などのための取得。
2.8月からトロッコの運行が始まりますが旧宇都井駅は補修工事を行うので口羽駅での運行。
旧口羽と宇都井駅の活用策はトロッコ運行以外にはまだない状態です。
また旧江平駅がきれいな状態で保たれているのは住民の方が日々草刈りなどの手入れをしているからです。
トロッコ運行などのイベントだけに力を入れるだけでなく、手入れなど日々の活動にも力を入れる必要を感じています。
最後に旧服部医院を再活用する会の代表の井上さんのスピーチです。
▲旧服部医院を再活用する会の代表の井上さん
旧服部医院は旧宇都井駅近くにあります。
▲旧服部医院
35年前に空き家となったこの建物を改修して交流カフェ「うづい通信部」を開く予定です。
このプロジェクトの目玉は改修をDIYリノベーションが実践で学べる「おおなんDIY木の学校」の現場となるという点です。
改修を通してより多くの人に羽須美に興味を持ってもらえたらと願っています。
おおなんDIY木の学校の説明会があり7月27日(土)が東京、7月28日(日)は広島であります。
改修は8月から本格的にスタートする見込みです。
また費用の一部をクラウドファンディングで賄います。
クラウドファンディングの実施期間は7月12日(金)から9月2日(月)までです。
参加された方との記念写真です。
第3回、4回と江の川鐵道ファンミーティングの開催を続けていきたいと思っています。
ご来場誠にありがとうございました。