新車両第1弾を発注しました!(4/27デビュー時期変更)
更新日: 2022.03.28
2022.4.27追記 業者側から「鋼材価格が高騰している」「半導体部品の入手に苦労している」としてGWまでの完成が難しい旨、説明がありました。これを受けて記事の一部や図を差し替えました。お待ちいただいている皆さまには大変申し訳ありません。
NPO法人江の川鐵道はこのたび、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで皆さまからご支援いただいたことを受け、
新車両第1弾となる1両を発注しました!
5月以降デビュー予定です!
私たちがこれまで使ってきたチモハ型。1便あたりの定員をより早く増やせるよう、2段階での完成を目指します。
第1段階(5月以降)ではまず、台車に上下左右の箱だけ、前後の「顔」がない四角い筒のような車体を取り付けます。その後元々ある車両から片方の顔を取り外し、新しい車両に移設。顔がない方どうしを連結します。
その後、6~7月のトロッコを走らせない時期にあらためて2つの車両に顔を付け、新しい車両にモーターなどの動力を載せます。一度顔を取り外した車両のは元の姿に戻り、新しい車両はほかと同じように1両だけでも走ることができるようになります。
今回手を加えない車両が1両ありますので、夏には同じような車両計3両の態勢になります。
まどろっこしいなぁと感じる方もあると思います。顔(下の写真のオレンジ枠)の部分が筒の部分に比べて作るのに時間がかかるのが一番の理由です。
顔を含めて最初から完成形にしようとすると夏までかかってしまい、その間トロッコはこれまで通りの2両編成で定員は6人。しかし、この方式ならより早く定員10人で走らせることができます。
分かりづらい部分もあるかと思いますが、より早く、より多くのお客様に口羽、宇都井を楽しんでいただけるようにしたいとの思いをご理解いただき、新車両の「成長」を見守っていただきますと喜びます。
ほかの車両についても順次発注し、秋ごろには10人乗り2編成へ進化できる見込みです。今後とも応援よろしくお願いします。
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